校長より

校長あいさつ
                                         校 長  大 瀬  雅 生


 本校は、明治35年、青森県立第四中学校として、旧木造町(現つがる市木造)に創設されました。大正時代に廃校となりましたが、昭和2年(旧制)青森県立木造中学校として再び開校し、昭和23年の学制改革により、青森県立木造高等学校となっています。今年度創立93年目を迎えここ津軽地域の中心として、旧制第四中学校からの歴史や伝統、気質のほか、文武両道をめざし、魅力ある取組を進めています。


 本校の校章は、雪の結晶をもとにデザインされた「六華」は、昭和23年に第1回生の手によって考案され、六角形を理想・純潔のシンボルとし、雪の結晶を組み合わせています。


 本校の校訓は「誠実」「勤勉」「親切」です。誠実・勤勉・親切な心をもち、涵養に努め、知能の伸長を図り、協働和親を図る態度と努力の大切さを教示しています。今も、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎氏が書いた校訓額が残っており、生徒たちは、その校訓に励まされながら日々勉強に、部活動に励んでいます。


 平成15年度、普通科・商業科から総合学科へ改編してからも、歴史と伝統を継承し、生徒一人ひとりの進路達成へ向け、生徒と教職員、保護者が一丸となり、総合学科の特長を生かした学校づくりを進めています。


 さらに、平成19年からは、青森県立木造高等学校深浦校舎が加わり、中心校(本校)総合学科と深浦校舎総合学科からなる高等学校となりました。


 木造高等学校は、本校の愛称「木高」(もっこう)とともに、生徒が夢や志を抱き、その実現に向けて、学校・家庭・地域と連携し、「あおもりの未来を切り拓いていく人財の育成」に向かって、より一層取り組んでいきます。